GIとは(Geographical Indication)の略でお酒の地理的表示と言います。
では、地理的表示とは、地域の共通財産である「産地名」を守り、適切な使用を促す制度のこと。
例を挙げると、皆さんはシャンパンを飲んだ事ありますか?
あの3気圧以上のガス圧がある発泡性ワインの事ですよね!
黄金色にキラキラと輝きグラスの中をきめ細かい気泡が立ち上る姿はまるで丸の内のイルミネーションというか、星桃次郎が乗るトラック「一番星号」というか。
まあ、どちらにしろ気分が高揚する事に違いはない。シャンパンも同じです。
シャンパンとスパークリングワインは同じ発泡性ワインなんですが、なんで呼び方が違うかと言うと、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方でつくられ、かつ色んな基準を満たした物のみをシャンパンと名乗ることができるんです。
このようにお酒の地理的表示は、特定の産地ならではの特性が確立されており、その産地において生産され、一定の基準を満たしたものだけが、その産地名を名乗る事ができる制度なんです!
その制度に2021年6月14日、日本酒の原産地として「佐賀」の名称を国税庁が指定したんです!!
すごくないですか??
国のお墨付きを頂きました!
GI佐賀の表示があるお酒は行政が産地や品質を保証しているって事なんです!
ちなみにGI佐賀のロゴマークはこちら↓↓↓
全体に「酒」のカタチがモチーフになっており、左側の3つのカタチは、上から「米」「雫」「お猪口」。
豊かな自然から生産された良質な米、卓越した技により抽出された米の雫(日本酒)は、お猪口を受け皿として口に運ばれ、私達を喜ばしてくれます。
色合いは、よく酒蔵で用いられる暖簾や前掛けのイメージである伝統的な紺色。他に黒を配色して、シックでシンプルなデザインになっています。
http://www.sagasake.or.jp
シンプルかつクールな感じでいいですよね!
400点近くあった応募の中から選ばれたんですって!
これを機に佐賀の日本酒がもっともっといろんな人に知ってもらいたいですね!