平和の酒「東長」

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今回紹介するのは佐賀県嬉野市にある瀬頭酒造さんの「東長 搾りたて生」です。

フレッシュでほのかな甘みのある香り。

開栓直後は新酒ならではの荒々しく日本酒らしいガツンとした味わいだが、時間が経つにつれて角が取れて口当たりが丸く甘み、とろみが増す印象。

瀬頭酒造さんは寛政元年「丸平正宗」の銘柄で創業されています。大正9年、法人化をきっかけに当時の首相原敬による命名「東長」を発売し現在まで本物の味を守り続けています。

東長の由来ですが当時の瀬頭酒造当主が第19代内閣総理大臣の原敬首相と交流があり、原敬首相に新しい名前を付けていただくようにお願いをしたところ、

酔い心地のさわやかさ、おおらかさを「アズマの国のオサ、すなわち東洋の王者にふさわしい」と褒め「東長」という名をつけたそうです。

東長の歴史は長く昭和20年、日本でGHQ総司令部主催によるパーティーが開催され、その時にマッカーサーが東長を飲んですごく気に入ったらしく東長は GHQの指定商品になったそうです。

以降、日本とアメリカの平和の象徴となった日本酒「東長」。マッカーサーを魅了した酒は、いまもこれからも愛され続けるでしょう。

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